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ロールアップ術を駆使して今年っぽく(2ページ目)

昨年買ったパンツをなんとか今年っぽく着こなせないかな?そんな願いは、不景気と騒がれるいまこそ切実なもの。今回はパンツにスタイリッシュな印象を与える、裾をロールアップするスタイリング術をご紹介します。

首藤 眞一

執筆者:首藤 眞一

メンズファッションガイド

シルエットの妙に着目した注目のアメリカンデザイナー

トム・ブラウンのルーツは古き正しきアメリカを象徴したかのようなアメリカン・トラッド。紺ブレにチノパンと、30代以上の世代の人には懐かしく感じるスタイルですが、そんなアメリカで定番となったスタイルを一躍モードの表舞台にたたせた張本人です。

きっちりしたダブルのジャケットに短めのボトム、それに大きめのウイングチップの靴。彼が編み出したスタイルは瞬く間にニューヨーカーに受け入れられ、いまではブルックス・ブラザーズのブラック・フリースのディレクターを努めるまでになりました。トム・ブラウンが考案したシルエットの妙を全身彼の服で決めたいものですが、それは財布のひもが許さないもの。(ちなみに彼のスーツは一着3000ドル前後!)そこで提案したいのが、いままでもっているパンツを捲し上げて、シルエットを変えるというアレンジテクニックです。
コンバースに合わせて。今年こそヘビーローテーションではきたいチノパン。軽快に、素足をみせるのが粋です photo:石井幸久(m.m.blue)

短すぎず、長すぎずがキモ

ここでキモとなるのがどれだけ捲し上げるかということ。あまり短すぎても決まらないし、かといって少しだけだとシルエットを変えるまでになりません。そこでポイントになるのが、くるぶしが見えるくらいまでのラインです。

さらに重要なのがロールアップする幅。3.5cmくらいと、気持ち短めの幅で捲くことをおすすめします。そして忘れてはならないのは、素足で靴を履くということ。靴下がおもむろに見えるのはNGです!

春になったからといって、素足はさすがに寒いという方は、くるぶし丈まであるブーツと合わせることをおすすめします。そうすれば靴下が見える心配もなく、ロールアップが決まること間違いなしです。腕を捲し上げて仕事を精を出している皆さん。オフのときはパンツの裾をロールアップして今年らしさを演出してみてください!


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