スーツ・ジャケット/ネクタイ

オンでもオフでも使えるニットタイ

今回は、春らしいニットタイの使いこなし方を解説します。ビジネスのシーンではフォーマルに、休日にはカジュアルに。ニットタイの着こなしのコツをご紹介しましょう。

ニットタイで春らしい演出を

Vゾーンの主役であるネクタイは、それひとつで着こなしの幅がぐんと広がるアイテム。春も本格的になったいま、春らしい着こなしアイテムとしておすすめしたいのがニットタイです。普通のネクタイと違って、セーターのように糸を編んでつくるニット(knit=編む)タイは、どちらかというとカジュアルなイメージが強いアイテム。そこでオフィスでするときの提案として、次の2点を挙げたいと思います。

1)無地、ストライプなどクラッシックな柄を選ぶ
2)ジャケットは濃紺などダークカラーのものを合わせる
ニットタイはクラシックでベーシックなものを選ぶのがコツ。無地がストライプなどがコーディネートしやすいです photo:石井幸久(m.m.blue)
濃紺のタイに、同系色のスーツを着て、シャツは白か水色。この着こなしはどんな職種の方でも受け入れられる、オフィスでの定番的な格好といえます。いわば働く人の制服。そんなありきたりのスタイルもタイをいままでとは違う素材のものを合わせるだけで、フレッシュで、さわやかなイメージに。マンネリ化した格好をちょっと変えたい、というときのテクとして、このように同じスタイルなのに素材を変えるという方法をおすすめします。

基本をマスターしたら次は上級編へ

さらにニットタイの応用編として、ストライプのニット、白襟、柄ものシャツに無地のジャケットという合わせ方があります。柄シャツにストライプのタイという、柄×柄という合わせかたは本来はおしゃれ上級者のテクニック。柄同士の合わせは、選び方によっては重くなりすぎたり、うるさすぎたりしてなかなか難しいものです。しかし、襟に白を合わせるだけで、しっくりまとまるのです。

次のページでは、オフでのニットタイの活用法を伝授します!

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