結び方でノットの印象が変わる
前回の記事「ネクタイの柄選びのコツ その2」では、印象別のネクタイの柄選びのコツをご紹介しました。今回と次回では、選んだネクタイを実際に結ぶときに役立つ、ネクタイの結び方をお伝えします。ネクタイの結び方にはいくつか方法があることは皆さんもご存知でしょう。でも、何通りかのネクタイの結び方をマスターして、結び方を使いこなしている人は少ないのではないでしょうか? ネクタイは結び方によって結び目(ノット)の大きさや印象が変わってくるものです。なので、ネクタイの結び方と相性のよいシャツの襟タイプなども知っておくと便利。
今回ご紹介するネクタイの結び方は、プレーン・ノットとウィンザー・ノットの2つ。プレーン・ノットは、おそらく日本の男性に一番愛用されている簡単、シンプルなネクタイの結び方で、ウィンザー・ノットは英国調のフォーマルなスタイルによく合う結び方です。
プレーン・ノット
一番ベーシックなネクタイの結び方なのが、プレーン・ノットです。ノットをあまり締めすぎず、きれいなディンプルを作りながら結ぶのがコツです |
ネクタイの生地はどのようなタイプでも問題ありませんが、あまり締めすぎると結び目が小さくなりすぎるので注意しましょう。きれいなディンプル(ネクタイの結び目にできるエクボ)を作りつつ、やわらかく結ぶのがこの結び方のコツです。
次のページでは、ウィンザー・ノットをご紹介します。
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