加齢臭とは？オヤジ臭いを解明する！(3ページ目)

鍵は活性酸素の除去

若いうちは活性酸素による害は少ない。それは、活発に分泌されるホルモンの働きで活性酸素が除去されるからだ。加齢臭のもとであるパルミトオレイン酸の酸化も、ホルモンの働きによって食い止められている。ところが、歳とともにホルモン分泌が低下し、活性酸素が除去されなくなると、様々な問題が引き起こされてくる。特に、肌の老化や加齢臭などは除去されない過剰な活性酸素が原因となっているのだ。

男は４０からの対策が必要

４０歳過ぎの男だけが臭いのにはワケがある。パルミトオレイン酸の分泌の増加とホルモン分泌の低下が原因だ。

この活性酸素を除去するホルモン、男性の場合、４０代ではそのホルモンの分泌は著しく低下すると言われている。男性は４０歳を超えると、パルミトオレイン酸の分泌が急激に増加し、また、ホルモン分泌の低下により、除去されない過剰な活性酸素も増えてくる。したがって、多量のパルミトオレイン酸の酸化が進み、どんどんノネナールを発生させ、ますますオヤジ臭くなってしまうのだ。男は仕事も皮膚もあぶらが乗る４０歳から、対策を講じなければいけないノネナールによる加齢臭。このオヤジ臭いニオイを出さなくするにはどうすればいいのか？どうやらその答えは活性酸素の除去にありそうだ。次回は、加齢臭を撃退する対策について解説する。お楽しみに！


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