ブリフト アッシュがオープン!
左が明石優さん、右が長谷川裕也さん。カウンター越しに靴を磨いてくれる。 |
靴磨き職人(シューシャイナー)の長谷川裕也さんが主宰するシューズラウンジ「Brift H」(ブリフト アッシュ)がプレオープン(正式には7月5日のオープン)した。
場所は南青山・骨董通りで、テーラー&カッターが入っているビルの2階で、ビルの右側に階段があるので上るとお店です。
これでまた骨董通りに行く機会が増えたので嬉しいかぎり。
長谷川さんは20歳のときに路上で靴磨きをスタートし、これまで出張靴磨きサービスや有楽町阪急で靴磨きパフォーマンスを行ってきた。
自ら行動することで、靴磨きやメンテナンスの大切さを広めてきたというわけだ。
そんな彼の情熱にメディアも注目し、テレビや雑誌などにも紹介されてきた。すでにご存知の方も多いのでは。
靴好きとはいえ、そこまでは・・・。
靴クリームの調合やら、どこか錬金術師を思わせます(笑)。研究熱心な方です。 |
靴好きの多くは靴磨き好きだ。とうぜんお気に入りの靴クリームやブラシはあるはず。なかには独自の磨き方を習得したマニアもいるだろう。
では、毎日靴を磨いているかといえば、こんな人はいない。僕の場合、帰宅後にソールの汚れをナイロンブラシで落とし、純毛ブラシでアッパーとコバ付近を丹念にブラッシングする。後は木製シューキーパーを入れて終わり。
古いクリームを落として本格的に磨いたり、ソールのケアをするのは週に一度あればいいほうだ。
コバインキを塗るのは月に一回程度。まあ、靴好きを自称する人でもそんなものだろう。
ところが長谷川さんは毎日靴を磨いている。これまで磨いた靴の累積数はものすごいはずだ。
とうぜん革の質や傷み具合に合わせて、最適なクリームを塗布するなど、日々研究してきたに違いない。
彼はさまざまな靴クリームやポリッシュなどを実際に使用して、その特性を熟知している。
ここまで詳しい人はそういない。オールアバウトの靴ガイドを担当している飯野さんくらいだろう(笑)。
でも飯野さんは頼んでも磨いてくれないので、お金を払って長谷川さんにお願いすることになると思う。
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