スーツ・ジャケット/スーツ・ドレスビジネス

羊屋 感動を呼ぶスーツ 前編(2ページ目)

お客さんの一人一人に対して、非常に丁寧にスーツを作っていくテーラーの羊屋。今回は着心地を実感するために一着仕立ててもらった。前編では採寸から一回目の仮縫いまでを紹介する。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

1回目 服地選び~採寸


羊屋
服地選びは楽しいひと時。英国の名門ミル(織物工場)、エドウィンウッドハウスのDIGNITY(ディグニティー)に決定。3シーズン着られる服地をはやはり魅力だ。

羊屋を訪れるのは4回目だったということもあり、ある程度ボクのライフスタイルを理解していてくれた。

そのため「こんなのどうですか」とバンチブック(服地の見本帳)を選んでくれた。

3シーズン着られるもの。そしてネイビーのストライプが似合うということもあり、最終的に選んだのは、英国の名門ミル(織物工場)、エドウィンウッドハウスDIGNITY(ディグニティー)という服地。

スーパー150’sで、ウール98 %、カシミア2%という高級服地。ストライプが白ではなくブラウン系というところも気に入った。

羊屋
中野さんによる採寸。もちろんメジャーで採寸は行うが、このように手で触れることで、筋肉や骨をチェックするのである。

デザインはシングルブレスト、3つボタン、ノッチドラペル、サイドベンツ、トラウザーズ(パンツ)はワンプリーツのボタンフライにしてもらった。細かなところはすべてお任せした。

採寸は中野さんが担当してくれ、バストやウエスト・・・。いろいろ測られました。驚いたのは胸や背中、肩を手のひらで触診されたこと。

これは筋肉のつき方骨の形状を調べているのだ。採寸したデータを専用の用紙に書き込んで本日は終了。

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