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はじめてのスーツ選び(4ページ目)

誰でも最初にスーツを買うときは気分が舞い上がったはず。情報過多の世の中ということもあり、意外と情報に振り回されている人も多いのでは。そこで、初心者でもわかりやすい「はじめてのスーツ選び」です。

倉野 路凡

倉野 路凡

メンズファッション ガイド

流行に流されない「王道スタイル」を、メンズファッションに精通するガイドが伝授。

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パターンオーダーという選択


はじめてのスーツ選び
以前アルデックスでパターンオーダーしたスーツ。昨年、縫製工場も見学し、あらためて技術力の高さと、それを継続する精神力に惚れ込みました。私物。

既製スーツよりもちょっと高額になるが、15万円前後パターンオーダーのスーツを購入できる。

パターンオーダーというのはスーツの型が決まっていて、その型紙をベースに体型補正していくというもの。

オーダーといっても職人が一針一針縫うわけではなく、あくまでもファクトリー生産である。

とはいえ、しっかりと採寸してくれて、右肩下がりや猫背気味、反身、O脚といった体型の補正も、ある程度は可能なのだ。

好きな服地をバンチ(服地の見本帳)から選ぶこともできるのも魅力のひとつ。

オーダーするブランドのスーツのシルエットが気に入っていたら、チャレンジしてみるのも悪くない。

はじめてのスーツ選び
上の写真のスーツを着たところです。適度にゆとりがあって、とても着やすいです。最初は既製スーツ、2着目はパターンオーダーというのもいいと思います。

パターンオーダーのスーツは既製スーツよりも体にフィットしているため、いわば宝物のようなスーツだ。

そんなスーツは何年も着続けたいから、できるだけ流行に関係のないベーシックなデザインのものを選びたい。

服地は夏物や冬物ではなく、3シーズン対応できる守備範囲の広いものが賢い。

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