チャーチの「グラフトン」
旧チャーチのグラフトン。ラスト(木型)73、ブックバインダーカーフを使用。新生チャーチでもラスト100を使った同名のモデルを製造しているようだが、日本には未入荷かも。私物。 |
同社の歴代販売トップ5に入るほど人気の高いモデルです。
写真のモデルは少し前の「グラフトン」で、ラスト(木型)73を使った旧チャーチと呼ばれるものです。
ラスト73といえば名作「チェットウィンド」でお馴染みのラストです。
最新の海外のチャーチのカタログを見ると「グラフトン」はラスト100で作られているようです。
余談ですが2005年秋には伊勢丹新宿店メンズ館がラスト173の別注モデルを販売していました。買いそびれました・・・(泣)。
現在日本で「グラフトン」が手に入るかは未確認ですが、この靴はかなり頑強に作られていて、しかも仕上げが丁寧です。
アッパー(甲革)にはブックバインダーカーフ(ポリッシュドバインダー)を使用しています。機会があればぜひ穿いて欲しいです。
トリッカーズのカントリーよりも都会的な雰囲気ですから、この冬、フランネル素材のスリーピーススーツにもぴったりです。
[関連リンク]
▼:現在のチャーチについての記事ならこちら。木型の特徴も載っています。
▼旧チャーチについての記事ならこちら。新旧のチャーチを比較してみてください。
▼チャーチを知り尽くした男、フォックス氏に質問! の記事ならこちら。
J&M デヴィッドソンのベルト
J&M デヴィッドソンのベルト。上質の革を使い、要所はしっかり手で縫っているという逸品。私物。 |
英国らしい頑強な作りと、どこか洗練された雰囲気を残したデザインが特徴です。
現在ではレディスのバッグのほうが有名かもしれませんが、やはりここのベルトはいいものです。
写真の愛用しているカジュアルなベルトはユーズドで購入したものです。残念ながらメッシュではありませんが・・・。
バックルの仕上げはそれほど丁寧とはいえませんが、使っている革がかなり上質なこと、バックル付近の革の返し部分を手で縫っていることに驚きました。
長い間、アングローバルが輸入していましたが、現在は八木通商が正規代理店になっていて、この秋から本格的に展開するようです。
気になるメンズのベルトも入ってくるようで、有名セレクトショップや新宿の某有名百貨店などで展開するとか。
台風の目とはいいませんが、ちょっと注目したいブランドです。昔買えなかった手編みのメッシュベルトをこの秋冬にぜひ買いたいです。