80年代に流行したメッシュレザーがリバイバル
レザーとウールのリバーシブル。レザー面はスーツなどドレスなスタイルに、ウール面はカジュアルスタイルにも活用できます。アンドレア ダミーコのメッシュベルト2万3100円 ビームス F tel.03-3470-3946 |
そもそもメッシュベルトの登場は80年代にラルフローレンがホワイトハウスコックス社に生産を依頼したのが最初といわれています。ちなみにラルフローレンがアイディアのソースにしたのは、ロンドンの老舗デパートハロッズのペット用品売り場にあった犬用のリードとか。
チノパンにメッシュベルトの組み合わせは、一世を風靡しましたが、以後はなんとなくオヤジくさい印象で敬遠されてきました。
ここにきてリバイバルしているのは、ファッショントレンドが80年代回帰していることが理由にあがりますが、個人的にはボッテガ・ヴェネタのイントレチャートに通じる革細工風のアイテムにトレンド感があるのではないかと解釈しています。
ショップのベルトのコーナーへいくと、細いストリングを編みこんだ細かいメッシュから、三つ編みぐらいのメッシュまで様々なメッシュベルトが並んでいます。細かいほうがドレッシーで、粗いほうがカジュアルな印象です。スーツに合わせることを前提に選べば、細かく編まれたもののほうがいいでしょう。写真のビームスのベルトのように、リバーシブルで使えるタイプも人気です。
秋らしいブラウンスエードでアピール
スエードは靴のトーンに合わせて、何本か用意したいアイテムです。グエルチレーナのスエード1万8375円 ビームス F tel. 03-3470-3946 |
トレンドのグレイスーツとの相性がよいことはもちろん、フランネルなど起毛素材のスーツには絶対的にスエード靴が似合います。ネイビースーツに茶のスエードベルトという上級的も使えるうえ、チノパンやサキソニーのパンツに合わせてカジュアルに使いまわすこともできるスグレモノだけに、持っていて損のないアイテムです。
黒のカーフ靴に黒のトーンや素材感の違いは大きく生じませんが、こと茶色のスエード靴に関しては色と素材の合わせは重要です。毛足の長さ、質感、色のトーンも様々に展開するスエード靴に合わせるベルト選びは、スエード靴を購入する際にコーディネイトして購入しておくのがよいでしょう。
メタボリック腹が気になりだして、そろそろ今のベルトを買い換えなくちゃと思っていた人、ぜひご検討ください。
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