最近、スポーツファッションの世界でも日本の伝統をイメージソースにしたプロダクトが増えてきました。中でも、グラフィックは言うに及ばず、テキスタイルまでメイド・イン・ジャパンを感じさせるオニツカタイガーの新作は外の国から見た日本がテーマだそうで。これはなかなか気になる存在です。
左/アッパーはナチュラルレザー。鶴バージョンとの違いはヒールカウンターの「鯉」のロゴでも顕著に現れる。こちらのほうがシャープな印象。MEXICO 66/THL741¥12,600、右/どちらもデリバリー済み。RUNSPARK/THL742¥11,550 |
鯉と鶴がダイナミックにオン!
左/アシックスストライプの上から大胆にグラフィックをオン。この潔さも気持ちよし、です。中/トゥのパターンも和を髣髴とさせる細かい気配りが。地味派手感がちょうどいいディテールです |
もともと、日本の伝統文化を世に伝えていくというのがオニツカタイガーが掲げるコンセプトのひとつ。今回、リリースされたこちらの2機種は、ベースモデルはMEXICO 66とRUNSPARK。どちらのタイプもベーシックなフォルムでありながら、キラリと光るディテールが満載のモデルですね。
サイドに鯉と鶴を大胆にあしらい、かなりおめでたい仕様となっています。ここまで徹底すると、逆に気持ちいいぐらい。定番のアシックスストライプが刺しゅうで表現されているので、ゴールドプリントがぐっとクリアに見えるのもいいですね。それぞれモデルのフォルムは同じですが、「鯉」と「鶴」のロゴをはじめ、柄も異なるので、思わず迷ってしまいそうです。
左/着物を連想させるテキスタイルが面白い。鶴の刺しゅうは何度見ても圧巻ですね。右/こちらのアシックスストライプはシルバー。同系色とは違い、キラッと目立つところがいい。鶴とのコントラストにも注目 |
次のページでは、サンダルの魅力に迫ります。