最後にジョギング・ランニング
サウナやお風呂で体温を上げて、ストレッチで適度な柔軟性を確保して筋肉が十分に動くように自宅で備えたら、競技開始20分前位から体を動かし始めましょう。まず軽いランニングを行います。走る事で、体温が上昇して運動能力が増しますし、走るための筋肉に刺激を与える事で力を発揮しやすい状態にもします。突然筋肉に強い力を発揮させるのは難しいので、軽めの運動で筋肉を動かしやすい状態に持って行くのです。
より早く走るために
【バウンディングストライド】 空中で飛び跳ね最大限の歩幅で前に進みましょう。 |
運動会では短距離を走ることになると考えられるので、瞬発力が求められます。筋肉が短時間でハイパワーを発揮できるように事前に持っていかなければならないのです。
そこでお勧めなのがバウンディングストライド。これは空中で大きく飛びながら最大限のストライドで走る方法で図にすると右の写真のような動きになります。この動きをうまくウォーミングアップに取り入れることで、短時間で短距離走に使う筋肉を刺激できます。
運動会前最適アップ
1.入浴またはサウナ 15分~20分2.ストレッチ (前のページを参考に)
ここまで自宅で行います。ここからはなるべく体を冷やさないように厚着をするなどしてください。
3.開始20分前位からウォーミングアップ開始 ジョギング5分~10分
4.ランニング 30m→バウンディングストライド 6歩→その勢いで30m×2本(インターバルは1分前後)
開始3分前までに終わらせて競技に備えてください。
この方法がベストですが、ジョギングができるスペースがない場合も多いと思います。そんな方には次の方法をお勧めします。
スペースがない場合の運動会前アップ
【その場ジャンプ】 できるだけ高く膝を上げながらその場でジャンプしましょう。 ※この図では下に障害物がありますが、実際には障害物なしで行いましょう。 |
2.ストレッチ (前のページを参考に)
ここまで自宅で行います。ここからはなるべく体を冷やさないように厚着をするなどしてください。
3.開始10分前から 両手を膝の上において屈伸 20回 2セット(インターバル1分)
4.その場ジャンプ 右の図を参考に 5回 2セット(インターバル1分)
開始3分前までに終わらせて参加する競技に備えてください。
寒くなってくる時期に運動会が行われる事が多いので、どうしても筋肉が弾力を失ってケガをしがちになります。
自宅での入浴・サウナとストレッチだけでもケガの予防には役立ちますので、運動不足が気になる方は当日是非これだけでも試してみてください。
そして、運動会でかっこいい姿を見せつけましょう!
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