ベルギーの夏(6~8月)
運河クルーズが気持ち良いシーズン©N. Matsumoto_Toerisme Vlaanderen
路上に音楽が溢れる「フェット・ド・ラ・ミュージック」©OPT-J.P Remy
モード•フリークにも夏の観光は大変おすすめ。6月は名門アントワープ王立芸術アカデミーの生徒によるファッションのプロも注目のファッションショーや、町全体が展示場所に変身するという国際イベント「ヴィトリーヌ」など話題のイベントが目白押し。7月1日からは全国のショップで一斉にセールの時期にも突入します。
ブリュッセルでは毎年8月9日に国内の最重要の行事のひとつ「メイブーム」が開催。住民がサンザシの木を植えた後、巨人の人形が音楽隊とともに町を練り歩くというものでユネスコ無形遺産にも登録されています。また7月下旬から9月までは毎年恒例である王宮の一般公開が。こちらも忘れずに訪れたいものです。
有名シェフでも夏は長く休みたい©OPT-Joseph Jeanmart
ベルギーは真夏であっても湿度が低くカラッとしており、体感温度も涼しめ。また朝夕は霧雨の影響で気温がぐっと下がることも。7、8月であっても薄手の上着やカーディガンは用意しておきましょう。
<夏のイベント•祭り•伝統行事>
- 6月中旬:アントワープ王立アカデミー卒業ファッション•ショー
- 6月中旬~下旬の10日間:ヴィトリーヌ(アントワープとゲントで交互開催。2010年はアントワープ)
- 6月下旬(夏至の頃の数日間):フェット・ド・ラ・ミュージック(音楽祭)(ブリュッセルとワロン地域)
- 7月初旬~31日:夏のバーゲン
- 7月の第1火•木曜日:オメガング(ブリュッセル)
- 7月下旬~9月:王宮一般公開(ブリュッセル)
- 8月9日:メイブーム(ブリュッセル)(ユネスコ無形遺産)
- 8月第4週末:巨人祭り(アト)(ユネスコ無形遺産)