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ウィルコムD4が本格カーナビに変身!(4ページ目)

ウィルコム&シャープのコラボレートから生まれたウルトラモバイル端末「D4」用のナビゲーションソフトがマップファンでおなじみのインクリメントPから登場。さっそく、試してみた!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


アプリケーションの起動はPCと同じ

ソフトをインストール済みの端末を借りて走行してみた。WindowsPCなので、車内に乗り込んでからOSを起動しアプリケーションを立ち上げるとけっこう時間がかかるので、家で起動し、ルートを引いた後にクルマに乗り込んだほうがいいだろう。そのほうがスムーズに出発できる。またアプリケーションを立ち上げた後は、すぐにはGPSを拾わないため、GPSレシーバーをWILLCOM D4に接続して2~3分は、空が開けた場所でエンジンの暖気でもしておくといいだろう。

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車載状態。汎用の車載ホルダーがちょっとごつい

ルート案内だが、曲がる交差点に近づくにつれて、地図が自動的にズームしていく方式。また画面の右側の上下に、次に曲がる方向、そのまた次に曲がる方向が矢印で示されるので、ルートを先読みできる。主要交差点の手前で登場する方面看板案内や、片側複数斜線の主要道で表示されるレーン案内も見やすいものだ。

音声案内もするが音量は控えめ

音声案内もする。するが、ボリュームはやや小さい。スピーカーはモニターの裏にあり、車載時はキーボードとモニターの間から音が出る形なので、音楽を聴いていると、音量を最大にしても、音声案内はやや聞き取りにくい。また、音量最大だと、音が案内の声が割れ気味だ。ここは、どうにか改善してもらいたい部分である。

また、交差点を曲がった直後の自車マークの追随性が、一般的なPNDに比べるとぎこちない。とくにヘディングアップでの使用時。ノースアップで使用していると、それほど気にならないのだが、ヘディングアップでは、曲がった直後に実際の進行方向と自車マークの方向が一発で決まらず、道路上から自車マークが外れた後マッチングするという動きをする。GPSレシーバーにジャイロを内蔵すれば、改善されると思うのだが……。

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