ブレイムスブランドのパワーアンプが登場
ブレイムスのHQA-450NS(80,850円) |
ブレイムスのHQA-450NS(80,850円)もユニークなアンプだ。こちらは定格出力25W×4の4チャンネルアンプ。パワーは小さいが、DC/DCコンバーターを使用していないのでノイズの影響を受けにくく、クリーンなサウンドを実現する。
サイズは140×178×50ミリと、アークオーディオに比べてわずかに大きい程度。専用の小型キャパシタを付属しているのもユニークだ。
こちらの音は、スムーズでクリア。スピード感はそれほど高くはないが、空間表現力に長けた聴き心地のいい音が楽しめる。こちらはアークオーディオに比べてやや低音が控えめだから、トゥイーターやミッドレンジ用に使うなど工夫が必要だが、組み合わせがうまく行けばクオリティの高い中高域を再生してくれるだろう。
スムーズでクリアなサウンドが持ち味
FOALのSOLID2は35,700円とリーズナブル |
ほかにも、フォーカルのソリッドシリーズ、アルパインのB5アンプ、カロッツェリアのPRS-Dシリーズアンプなど、コンパクトなアンプはたくさんある。このクラスのアンプはハイレベルインプットに対応したものも多く、ハイレベルインプットに対応していれば、純正システムに市販アンプをプラスするのも簡単。一度、純正のアンプで増幅した音を低いレベルに落とし、再びアンプで増幅することになるので、ライン接続するよりはノイズ面で不利だが、最近はデッキ交換をしにくい純正システムも増えており、そんなシステムをベースにグレードアップするなら、ハイレベルインプット対応モデルのほうが有利だ。
ともあれ、スピーカーを交換したら、次のステップアップのプランとして、パワーアンプの追加をぜひ考えたい。