スピーカー交換の次のステップはパワーアンプの追加

これまで何度か「カーオーディオ・グレードアップの基本はスピーカーから」と言ってきたが、スピーカーをグレードアップしたら次は何かといったら、パワーアンプだろう。

もちろん、スピーカーから音が出ているということは、デッキ内蔵型であれ、なにかしらパワーアンプが付いているということだが、出力の大きな外付けパワーアンプを搭載すると、音が変わる。なぜかといえば、スピーカーの制動力が増すからだ。

スピーカーは振動板が上下(前後)することで、振動板の前の空気を動かし、電気信号を耳に聞こえる音に変える役目を果たしているのだが、電気信号を正確に音に変換するには、振動板が正確に動くことが重要。とくに振動板を前に押し出す力よりも振動板を正確に止めて引く動きが重要で、それには制動力のあるアンプが必須なのだ。

とはいえ、パワーアンプは大きいし重いし、場所をとるから付けるのがいやという人もいると思う。そんな人のために、最近、増えてきたのが小型の高性能アンプだ。小型のアンプなら、取り付け場所の自由度が高く、シート下などのデッドスペースへの設置も可能。ラゲッジスペースが狭くなるなどの心配もいらない。

アークオーディオの小型アンプに注目

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アークオーディオKS-125.2Miniは小型&高性能のパワーアンプ

そんな小型高性能アンプのひとつがアークオーディオのKS-125.2Mini(69,300円)だ。定格出力70W×2のこのアンプのサイズはわずか、124×209.5×44.5ミリ。奥行きはほぼCDケースなみだから、シート下や、助手席の足下のカーペットの裏、ラゲッジルームのサイドパネルの裏など、さまざまな場所へ設置できる可能性が高い。

こんな小さなボディながら、音は生き生きしていて迫力いっぱい。スピーカーの制動力を示すスペックにダンピングファクターがあるが、この数値が800以上。200もあればカーオーディオには十分といわれるなかで、この数値は大きく、サブウーファーでも十分に鳴らす制動力を持っている。

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