08CESレポート　カーオーディオ編(4ページ目)

HV ventiの弟分、オーディソンから

今年はパワーアンプの注目モデルが少なかった印象だが、そのなかでひときわ目立っていたのがオーディソン。グレード的には最上級のHV ventiと主力モデルのVRXシリーズの中間となるTHシリーズを発表した。

オーディソンの新型アンプ、THシリーズ

4chとモノラルの2種類で、D/Aコンバーターを内蔵し、デジタル出力を持つプレーヤーをダイレクトに接続可能。4chモデルは出力モードを変更できるなど、多彩な機能を持っている。音はHV ventiに近いそうで、そちらも期待大。デザインもかっこいい。

１万Wのパワーを発生するキッカーのWX10000.1

キッカーは10000W！　のモノラルアンプを発表した。同社のサブウーファーでも、フルパワーをかけると壊れてしまうそうで「なんで、そんなアンプが要るの？」と聞かれると答えに困ってしまうが、アメリカではすでに注文が殺到しているようで、ま、そんなニーズも一部にはあるということだ。

フォーカルがリーズナブルなアンプを参考出品

フォーカルはリーズナブルなパワーアンプを新発売する

フォーカルは、現行のPowerシリーズよりもリーズナブルなアンプを参考出品した。SOLIDというシリーズで、4ch/2ch/1chの3種類。それぞれに赤と黒のボディカラーを用意する。特徴的なデザインは、エンジンのヘッドカバーをモチーフにしたもので、赤いモデルなんかは、フェラーリF1のエンジンなんかを彷彿とさせるというと大げさか。

JLオーディオのクラスDアンプはいよいよ今年発売か

パイオニアは省電力＆コンパクトなクラスDアンプのデザインをリニューアル。前モデルに比べてずいぶんかっこよくなったし、音質も向上している。こちらはすでに、オートサロンのデモカーに搭載するなど、日本国内でも発表済みだ。JLオーディオのクラスDアンプは昨年も展示していたが、今年はいよいよ市販される模様。4chとモノラルの2モデルが用意される。

次ページはまとめ