カーナビ・カーオーディオ/カーナビのおすすめモデル

タイプ別 最新カーナビはこれを買え!(5ページ目)

前3回に引き続き07年夏の最新カーナビ特集。今回は地デジ、Web連携、マルチメディア対応など、それぞれの機能別に選ぶバイヤーズガイドをお届け。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

カーナビとしての基本性能をチェック

これまで新機能をクローズアップしてきたわけだが、カーナビは?ドライバーを安全かつ快適に目的地まで導く?ことが基本だ。最後に、その能力を比べてみた。

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イクリプスは道案内が親切できめ細かい。地図の情報量も随一
道案内がきめ細かく親切なのはイクリプス。ルートを先読みしてレーン案内を出したり、どのレーンに居ればスムーズに走れるかを示すあたりのきめ細かさは、他よりも抜きんでて親切だ。また、大都市部はきめ細かいが、地方に行くと地図の情報量が少なくなるものもある中、イクリプスのナビは全国まんべんなく、地図情報が安定しているのもいい。

ロケーション機能、つまり自車位置の測位精度が高いのはカロッツェリアとパナソニック。カーナビの基本中の基本だが、自車位置が間違っていると正確な道案内はできないわけで、ある意味、もっとも重要な機能といえる。クラリオンや三菱も自車マークの動きが滑らかで、測位も安定している。

スクロールやリルートの速さも重要だ

スクロールの速さと検索のスピードは三菱が早い。またリルートの速さも重要だが、これは全メーカー、合格点が挙げられると思う。なかでもイクリプスは瞬時の速さだった。

地図表示に関しだが、各社のカタログには3D表示だったり、動画風だったりを強調しているものが多い。確かにカーショップの店頭で見ると、3D動画の交差点案内は目立つ。しかし運転中にわかりやすいかは別の話。

これは個人的な感想なので、違う考えを持つ人もいていいのだが、長年カーナビを使っているうちに、3D地図よりも平面図のほうがわかりやすいと思うようになった。地図がそうだから、交差点案内も同じで、ドライバー目線の動画や走るに連れてアングルがかわるようなものよりは、平面の交差点拡大図のほうが、曲がる角度、自車位置と交差点との距離感など、さまざまな情報を瞬時に読み取りやすいと思う。という意味では、ケンウッドやカロッツェリア、クラリオンが個人的には好きだったりするのだが、皆さんはお気に入りのカーナビが見つかっただろうか。

・07年最新カーナビ、どれを選ぶ? part1
・07年最新カーナビ、どれを選ぶ? part2
・07年最新カーナビ、どれを選ぶ? part3
・アルパインX07シリーズ
・イクリプスAVN777HD
・カロッツェリア・サイバーナビ
・ケンウッド・カーナビゲーション
・クラリオン2DIN HDD AVナビ
・パナソニック・ストラーダFクラス
・三菱カーナビゲーション
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でカーナビ・カーオーディオを見るAmazon でカーナビ・カーオーディオを見る
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