iPodや圧縮音源を楽しむなら、コレ!

AVナビがカーナビであると同時にAV機器であることはいうまでもない。そして、カーナビはいざというときにしか使わないが、音楽はいつも聴いているという人が大半だと思う。ならば、AV能力を重視したAVナビ選びもアリだと思う。

06.jpg
ケンウッドはiPodビデオのタッチパネルコントロールができる
まず気になるiPodの接続だが、三菱以外のメーカーは対応している。このうち、接続ケーブルを付属しているのがアルパイン。それ以外は別売のケーブルかアダプターが必要だ。このケーブル&アダプターの価格もメーカーによってまちまちなので、iPodの接続を考えているなら、オプション品込みの価格で予算を考えたい。また一般的にはiPodのビデオ再生に対応していないのだが、ビデオ再生も可能なのがケンウッドとクラリオン。うちケンウッドはビデオの操作もタッチパネルでできる。クラリオンは音楽はタッチパネル、ビデオはiPod側での操作となる。

07.jpg
ケンウッドはUSB装備で多彩なUSBデバイスに対応
次に圧縮音源及び動画への対応。MP3を記録したCD-R/RWの再生にはすべてのメーカーが対応していて、WMAにも対応しているのが、パナソニックを除く各社。ただしパナソニックはSDメモリーカードの音楽再生=SDオーディオに対応している。さらにAACまで対応しているメーカーは数が絞られ、アルパイン、カロッツェリア、ケンウッドの3社だ。

またアルパイン、クラリオン、イクリプスもSDもしくはメモリースティックのスロットを装備し、メモリーカードに保存した圧縮音源の再生に対応。さらにケンウッドはUSBを装備しているので、USBメモリーやUSB装備のデジタルオーディオプレーヤー、USBカードリーダーを介した各種メモリーカードの圧縮音源を楽しめる。

DVDに録画した地デジの番組を見るなら

圧縮動画のDivXに対応しているのはカロッツェリア、ケンウッドの2社。またDVDプレーヤーがVRモードに対応しているのは、アルパインとケンウッド。これらは家のDVDレコーダーで録画した地デジの番組を見ることができる。クラリオンはAVナビの中で唯一、DVDオーディオの再生ができる。しかもピュアモードでサンプリング周波数192kHzに対応。超高域まで伸びたDVDオーディオの高音質を楽しみたいなら候補にしたい。

Bluetoothのハンズフリー通話に対応しているのは、アルパイン、カロッツェリア、クラリオン、パナソニック。うちアルパインはナビ本体にBluetoothユニットを内蔵し、それ以外は別売のアダプターを追加することで対応する。またパナソニックはBluetoothのAVプロファイルにも対応。FOMA P904iなどBluetooth対応の音楽携帯に保存した音楽を、ワイヤレスでクルマのスピーカーから楽しめるし、Bluetoothトランスミッターを用意すれば、iPodなどデジタルオーディオプレーヤーの音もワイヤレスで飛ばせる。

ほかに5.1chデコーダーを内蔵しているのが三菱とケンウッドを除く各社で、WVGAモニターを搭載しているのも、この2社を除く各社。総合してみると、デジタルメディアに強いのはケンウッドで、通信まで含めるとアルパインも強い。またアルパインはケーブルが付属だったり、Bluetooth内蔵だったり、追加出費がなくコストパフォーマンスに優れているのも魅力だ。

次ページは渋滞対応力でカーナビを選ぶ