プレミアム・コンパクトクーペ　ボルボC30(3ページ目)

インテリアは、モダンファニチャーのようなスカンジナビアンデザイン

インテリアの最大の特徴は、フリーフローティング・センター・スタック。最近のボルボに共通の、スタッキング・チェアのような、厚さわずか25mmの浮いたセンターコンソールだ。リモコンのように配置された操作スイッチの裏側には、オーディオやエアコンのコンポーネントはなく、小物を置けるオープンスペースになっている。モダンなファニチャーのような、スカンジナビアンデザインだ。素材は暖かいスカンジナビアン・ファニチャーのようなノルディックライトオーク・ウッドパネルやアルミニウムパネル、写真のサーフパターンのアルミニウムパネルから選べる。C30からボルボは、本木目やアルミニウムなど、本物の素材の使用を拡大していくようだ。



剛性感ありしっかり身体を包み、いざという時鞭打ちを防ぐ大きなヘッドレストを備え、後部衝撃吸収リクライニング機構付き（WIPS）のフロントシート。中央寄りにして開放感と前方の視認性を高め、前後のコミュニケーションをしやすくした、贅沢な2名分のリアシート。センターのアームレストを倒せば、トランクにもつながる。試乗車のブラックインテリアとレッドカーペットのコントラストは、若々しく美しい。