VOLVO(ボルボ)/ボルボ

プレミアム・コンパクトクーペ ボルボC30(2ページ目)

ボルボのラインナップに、コンパクトでスポーティー、ボルボとしては手頃な価格のC30が加わった。プレミアムブランドとしてのC30の出来はどうだ?

執筆者:松本 明彦

ボルボデザイン

ボディ下部のボディキットは、ボディカラーとコントラストをつけ、若々しくスポーティーで活き活きとしたイメージを作り出す。

ボディ下部のフロント&リアエアダム、ホイールアーチ、サイドシルのボディキットは、ボディカラーとコントラストをつけ、コーディネイトされ、ボディ上下を薄く見せ、若々しくスポーティーで活き活きとした雰囲気を作る。

サイドウィンドウは、リアに行くにしたがって絞られ内側に倒れる。その結果、ショルダーラインは、リアに行くにしたがって張り出す。

ボンネットのVの字ラインは、ついにエアダム下まで伸ばされた。ボルボ伝統の、格子に斜線を組み合わせた、垂直に立った四角いグリル。

フロントはAピラー根元からボンネットをVの字に描きグリルに落ちるラインは、C30ではエアダムの下まで伸ばされた。これは最近のシングルフレームグリルのトレンドをボルボ流に再解釈し、塊感を出したもの。ボルボ伝統の、格子に斜線を組み合わせた、垂直に立った四角いグリルも健在だ。

ロングルーフ、張り出したショルダーラインなど、C30のデザイン意図が良く分かる、デザインスケッチ。 画像提供:ボルボ・カーズ・ジャパン

リアのガラスハッチは、通常のハッチバックより若々しく軽快なイメージ。実はこのガラスハッチや2ドア、ロングルーフは、1971~1973年のP1800ES、1986~1995年の480、そして2001年のSCCのデザインアイコン、イメージなのだ。このガラスハッチは、デザイン的にも機能的にも意味的にもエクステリアとインテリアを繋ぐ役割をする。

1971~1973年のP1800ES。奥には2ドアクーペ1800Eも一緒に写っている。 画像提供:ボルボ・カーズ・ジャパン

1986~1995年の480。 画像提供:ボルボ・カーズ・ジャパン

2001年のSCC。 画像提供:ボルボ・カーズ・ジャパン
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