VOLVO(ボルボ)

ボルボの勢いが止まらない!欧州COTYのXC40をインプレ

日本カー・オブ・ザ・イヤー2017をXC60が獲得し、飛ぶ鳥を落とす勢いのボルボが、XC60よりひとまわり小さいXC40を発表。早くも欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど、注目度が高まっている。果たしてどんなクルマなのか、インプレッションをお伝えしたい。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

先行受注好調のXC40。どんなクルマ?

試乗したXC40はT5というハイパワーモデル。日本に入ってくる初期のモデルはこの「T5」になる

試乗したXC40はT5というハイパワーモデル。日本に入ってくる初期のモデルはこの「T5」になる

ボルボはこのところ世界的規模で人気上昇中だ。輸入車にとって最もハードルが高いと言われている日本COTY(カー・オブ・ザ・イヤー)をXC60が獲得。実際、日本COTY受賞車の最高額車種になった。はたまた北米COTYのSUV部門もXC60。そうかと思えばXC40が激戦区の欧州COTYを取っている。世界的にボルボ祭りです。

今回紹介するのは欧州COTYに輝いたXC40である。昨秋デビューのXC40ながら早くも2月から先行受注を開始しており(日本発売は3月28日に決定)、すでに好調だという。果たしてどんなクルマなのか? アウトラインから紹介したい。まず「車格」だけれど、サイズも価格もアウディQ3やBMW X2と同クラスなる。
国際試乗会で試乗したXC40画像

国際試乗会で試乗したXC40画像

ボディサイズは全長4425mm×全幅1863mmで、トヨタC-HRの4360mm×1795mmより少し大きく、欧州だと「Cセグメント」というカテゴリーに属す。参考までに欧州DセグメントのSUVとなるXC60のサイズを挙げると4690mm ×1900mmで存在感があります。XC40の実車を見たら「ちょうどよい感じ」だった。

しなやかな足回りやインテリアは上位モデルとクオリティの差ナシ!

先行受注モデルに搭載されるエンジンは235馬力を発生する2000ccターボ+8速AT。ターボ無しエンジンなら3500cc程度の排気量になるため、必要にして十分なパワーを持つ。もう少し解りやすく紹介すれば、スポーツモデルと言って良いほど。XC40に国際試乗会で試乗してみたが、アクセル踏んで走り出すや「速いですね!」と感じた。

となれば足回りも硬めかと思いきや、業界で「猫足」と評されるタイプ。しなやかで良く動くのだけれど、一定以上になると粘る上質な味付け。考えてみたら乗り味だけでなくクルマ全体の雰囲気も良い。ドイツ車なら例外なく「車両価格」により上質度が異なる。BMWなら2シリーズは間違いなく3シリーズよりチープな仕上げ。
XC40運転席画像

XC40運転席画像

けれどスウェーデンにはこういった「サイズによる上質度の差を付ける文化」が無いのだろう。なるほどXC60に乗れば、落ち着いていてトラッドな感じ。XC40はスポーティ&カジュアルという”違い”はあるものの、上級か中級かみたいな差についていえば「無い」。むしろXC40のインテリアは明るいし、乗り心地だって好ましい。
XC40後部座席画像

XC40後部座席画像。室内は結構ひろく、使い勝手もよかった

ドイツ車だと予算がある人は基本的に上級の車種を選ぶが、XC60を買う予算がある人でもXC40にしようか迷う人も出てくるんじゃなかろうか。日本に入ってくる初期モデルのXC40は全て『T5』という4WDのハイパワーモデル。180馬力エンジンの『T4』というモデルやFF車も入ってくるだろう。馬力が不要ならT4だって十分だと思う。

世界最高レベルの安全装備。日本仕様は全て標準装備!

XC40荷室のシートアレンジ画像

XC40荷室のシートアレンジ画像。シートを倒したら長いものも収納できる

さて。ボルボと言えば安全性。当然のことながら日本仕様は安全装備が全て標準で付く。夜間の歩行者も認識して自動ブレーキを掛けてくれるし(XC90から採用されている。夜間の歩行者を認識出来る自動ブレーキはボルボとトヨタの新世代くらいか?)、バック時に接近してくる車両がいたら、自動ブレーキを掛けてくれるなど万全。
XC40、安全装備は全て標準装備だ!

XC40、安全装備は全て標準装備だ!

前方や後方については自動ブレーキ。車線変更など左右にハンドルを切った場所に他車がいるようなら、警告をしてくれる。周囲360度の安全確認をクルマが常時担当してくれるという寸法。通常の速度域で運転している限り、XC40で事故を起こすのは難しい? 安全装備に関しては、アウディQ3やBMW X2を大きく凌ぐと思って間違いなし。

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