「人間中心」のボルボ

「人間中心」のクルマ作りをしているのがボルボだ。

ボルボは1915年、鉄鋼メーカーとして創業する。自動車製造に乗り出したのは1927年のこと。以来常に「安全性」や「環境」を考え、「VOLVO for life」をキーワードに、「人間中心」のクルマ作りをしている。

バンパー、サイドモールもボディ色になり、質感が高められたのも2006年モデルの特徴。

「人間中心」の考え方はボルボで働く人々にも及び、ベルトコンベア方式を廃止した台車の上でティームで組み立てる、ボルボの組み立て方式は有名だ。

「iPod」を接続し、室内のオーディオで楽しめる「iPod接続アダプター」もオプションで用意された。

ボルボV70は輸入ステーションワゴン販売台数No.1を続ける、ステーションワゴンの定番中の定番とも言える人気モデルだ。2006年のエントリーモデルは、従来の140psから170psへパワーアップした2.4L直列5気筒エンジンを搭載する。また従来ブラックだったバンパー、サイドモールはボディ色になり、質感も高められた。さらに1月にはiPodを接続し、車内で音楽を楽しめる「iPod用アダプター」も発売された。

メルセデスC、Eステーションワゴン、BMW3、5ツーリングがライバル。ボルボV70は、輸入車ステーションワゴンで、販売台数No,1を続ける。

4720×1815×1490mm(全長×全幅×全高)のボディサイズは、従来であればEセグメントと言って良かったが、ここ数年で次々と大きくなる各セグメントを見ていくと、今やD/E、もしくはDセグメントと言える。従ってメルセデスで言えばC、E両ステーションワゴン、BMWで言えば3、5両ツーリングがライバルになるであろう。

エモーショナルでダイナミックなデザインが多い中、シンプルかつモダンで、機能的なデザインがボルボV70だ。

緩やかにウェッジ(楔形)を描くボンネットから、わずかに弓なりになりながらも、ほぼ水平にまっすぐ伸びるベルトライン。そのベルトラインは、ショルダーを張り出させ力強さと見た目にも安心感を視覚化する。ドア断面は、前後ドア境目辺りでR(曲率)を小さくし、その前後のRは大きくし前後フェンダーに繋げ、造形的な緊張感を出しながらタイヤの踏ん張りを強調する。ほぼ水平に最後端まで伸びたルーフと立ったリアゲートは、広いラゲッジスペースを生み出しその機能を視覚化する。ショルダー部を張り出させたL字型の特徴的なリアランプは、いまやボルボのデザインアイコンだ。