VW(フォルクスワーゲン)/パサート

高級というより上質 パサート ヴァリアント

やや大きめなボディを持つのパサート ヴァリアント。それは上質でリラックスできる快適なワゴンだった。

執筆者:松本 明彦


高速エクスプレス

パサート ヴァリアント V6 4MOTIONは、パサート ヴァリアントのトップグレードだ。

パサート ヴァリアントのトップグレードが、パサート ヴァリアント V6 4MOTION。ゴルフR32の3.2L V6とはまた異なる、新開発の直噴3.2L V6 FSIエンジンは、250ps、33.1kgmを発生。4WDの4MOTIONは、走行状態に応じて駆動力を前後100:0から50:50まで配分する。また6速DSGは、クイックでスムーズ。マニュアルでスポーティーに、オートマで楽にも運転できる。

新開発の直噴3.2L V6 FSIエンジンに4WDの4MOTIONをDSGで駆る。

東京・長岡の往復560kmをパサート ヴァリアント V6 4MOTIONで走ってみた。熱間成型による超高張力鋼板やレーザー溶接、接着併用スポット溶接などの接合技術を駆使した高剛性ボディのおかげだろうか?走り出してすぐに、剛性感あるボディに安心感を覚える。「固い」ボディに「しなやかな」足。剛性感あるボディは、足をしなやかにでき、結果乗り心地も快適だ。

ボディの高い剛性感と4MOTIONのスタビリティの高さと直進性。雨の高速道路の長距離も、リラックスして運転できた。

関越道を走行中雨にも見舞われたが、4MOTIONの高いスタビリティーのおかげで何の気を使う必要もなく、リラックスしたまま走れる。直進性の高さもあり、クルーズコントロールを法定速度にセットすれば、ステアリングに軽く手を添えるだけで、安心して走ることができる。いつもより早い時間に、疲労感も少なく到着できた。しかも燃費は13km/L。3.2Lの4WDとしては、上出来だろう。まさに高速エクスプレスとして最適だ。

インテリアは、華美な豪華さはないが上質。
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