インパネはコクピットデザイン

視覚系と操作系をきちんと分け、ドライバーを向くコクピットデザイン。ステアリングのシルバー部分が、実は航空機の操縦桿の形状になっている。

インテリアは、ドライバー正面に視覚系、その左手にはオーディオの操作系を置き、さらにその下のセンターコンソールに空調の操作系を置くコクピットデザイン。グリーンのイルミネーションは目に優しく、赤色の警告灯とのコントラストをなし、必要な時に気付きやすい。またサーブ独自の「ナイトパネル」は、ワンタッチでスピードメーター以外の照明を消すことができ、夜間の運転でより集中できる仕組み。もちろん「ナイトパネル」がONでも、必要に応じて警告灯は付くので安心だ。

グリーンのイルミネーションも「ナイトパネル」や「コムセンス」も、航空機メーカーをルーツに持つサーブならでは。サイドブレーキは降ろすと、センターコンソールと一体の左右シンメトリー形状になる。シフトレバー手前が、イグニッション・キー。

さらに「ComSense-コムセンス」と呼ばれる機能を新たに採用。これは、コーナリング時などドライバーに集中力が必要時に、インパネの警告のうち優先順位の低いものの警告灯を表示しない機能だ。これら全てのデザイン、機能とも、さすが安全性が即命に関わる航空機メーカーがルーツと、うならせるものばかりだ。

幌を開ければ、インテリアとエクステリアの境目もなくなるのがカブリオレ。外から見たインテリアの眺めも重要。

ドア上部には、ボディ色パネルが入り、コントラストが美しい。エクステリアとインテリアを繋げ、境界線を囲むサラウンドトリム。

因みにサーブの有名な、フロントシート間にあるイグニッション・キー位置は、衝突時ドライバーの膝を守るため1969年から採用されている。現在ニーエアバックを採用するクルマも増えているという事実は、それだけ衝突時下肢への衝撃が大きいことの証だ。インパネやステアリングポストにキーがないのは、理由があってのことなのだ。

トランクは幌を開けた状態で、56×41×20cmの大型のカメラバッグ ライトウェア1420と小型のバッグを楽に飲み込み、さらにその奥にまだ荷物は積み込むことができる。幌を閉めれば、スペースはさらに380Lまで広がる。