365日乗りたいカブリオレ

オープンは実に気持ちがいい。

最新のサーブ 9-3カブリオレは2006年モデルから、最上級モデルのエアロに、2.8リッターV6ターボエンジンを新搭載した。最高出力250ps、最大トルク35.7kg-mのそのエンジンは、1,500rpmで最大トルクの90%を発生し、2,000rpmから4,500rpmまで最大トルクがずっと続く。その豊かなトルク特性は、日常においては大排気量NAのような使いやすさを見せ、一度アクセルを踏めば、その辺のスポーツカーを置いてきぼりにする力強い加速を見せつける。そしてその一連の動作は、極めてスムーズで気持ちいい。

3月中旬の夜、東京を走る。エアコンとシートヒーターで快適だ。

80年代の900カブリオレの幌を閉めた時の姿は、マントを羽織った紳士のような佇まいを見せたサーブ。この9-3カブリオレでも幌を閉めた姿も美しい。今流行のメタルトップではなく、ソフトトップというのもサーブらしく品がある。そして遮音・断熱材を挟み込む3層構造のソフトトップは、静粛性や耐候性も十分だ。幌骨は6本使用し張りがあり、美しく、長めのルーフで広いインテリアを実現する。2+2ではなく、大人が乗れるフル4シーターだ。

サーブ 9-3カブリオレは、大人も乗れるフル4シーター。

20秒ほどで開閉できる幌を開け、3月中旬の東京を走る。ドライバーとパッセンジャー別々にコントロールできるエアコンと、1971年サーブが世界初採用したシートヒーター(3段階に調整可能)のおかげで、実に快適なドライブだ。

幌を閉めた姿も美しい。

「あっ、ここにも、こんなところにも」毎日の新しい発見。サーブを走らせながら、航空機メーカーをルーツに持つ故のデザインや機能を、一つ一つ発見していくのはオーナーの楽しみかもしれない。(写真・文 松本明彦)

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