トヨタの持つ最新&快適装備が惜しげなく投入された
純正DVDナビを含むエレクトロマルチビジョンは全車標準。Bluetoothでハンズフリーに対応、ビルトインタイプのETCも備わるなど、今も現役バリバリで使用できます。またCD挿入口の下には象嵌細工で「MAJESTA」とさりげなく、しかし風格のあるアクセントが入れられています |
車両の挙動を制御するVDIMもFR全車に標準装備。これは、従来のVSCやTRC、ABSが車両の限界を検知してから作動するのに対し、アクセルやステアリング、ブレーキの操作量からドライバーの先を読み、各種センサーの情報をもとにドライバーの頭の中と、実際のクルマとのギャップを埋めるべく働くというもの。こんな装備が備わるのですから「オレ、運転が上手くなったな」と勘違いしてもおかしくはありません。
そのほか30km/hの低速時も対応するレーダークルーズコントロールや、コーナーを曲がる際に曲がった先を照らし出してくれるインテリジェントAFSは全車標準装備。さらに車線をはみ出さないようステアリング操作まで支援してくれるレーンキーピングアシストや、夜間の前方視界を赤外線カメラでとらえ、肉眼では見えにくい歩行者や障害物などをフロントウィンドウに投影してくれるナイトビューなどの最先端技術も、全車にオプション装備されています。
全車にオプションで備わるナイトビュー。夜間見えにくい前方の歩行者や障害物、道路状況を映像化して、写真のように表示してくれます。ロービームの照射範囲より先の情報をいち早く把握できます。中古車で装備している車はレアですので、見つけたら即ゲット |
さらに運転席と助手席にはパワーシートを標準装備。CタイプとCタイプi-Fourには後席にもパワーシートを備えます。このほかCタイプとCタイプi-Fourは電動リアサンシェードや後席専用エアコン、リアクーラーボックスなどショーファーカーとしての装備も充実しています。新車でこの手を買うのはやはり企業くらいなものでしょうが、中古車なら、家族で購入するというのもアリではないでしょうか。家族みんなの笑顔が目に浮かびます。
200万円以下で探すと、やはり走行距離10万km前後や修復歴車が目立ちます。しかし冒頭で述べたように、マジェスタはどうしても長距離を走る性格の車です。ですから、走行距離はこの際あまり気にせず、むしろコンディションを重視して選ぶとよいと思います。特に足回りやタイミングベルトをリフレッシュしているかどうかは、確認したいところ。それが面倒なら、200万円近くまで予算を上げると、保証充実で走行距離も5万km前後といった中古車ディーラー物件も見つかりますから、そちらを狙うのも手。それでもラクラク、新車時の半額以下なのですから。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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