“高級車”で“セダン”ゆえ!? 3年落ちで60%以上オフ!

レクサスGSハイブリッド フロント
パッと見はガソリン車と区別が付きませんが、ハイブリッド車専用のリアエンブレムとサイドエンブレム、専用18インチアルミホイールを備えます。また写真のブルーもハイブリッド車専用です
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はレクサスGSハイブリッド(現行)を取り上げます。トヨタプリウスが18万台を売り上げ、既に年内納車も厳しいといわれているほど、今は空前のハイブリッドカー大ブーム。レクサスにも新しいハイブリッドカーHS250hが登場したばかりです。それなのに、GSハイブリッドはわずか3年落ちの中古車が新車時の半額以下、297万円から見つかるのです(原稿執筆時点)。

297万円の中古車はバージョンLで修復歴なし・2006年式・走行7万km。新車時価格は772万円ですから60%以上オフ。確かに距離は走っていますが、高級車です。しっかり作り込まれたGSハイブリッドが、たかだか7万km程度でへたるとは考えられません。高級車ゆえ、街乗りよりもゴルフなど遠出で使用されたためこの距離になったのでしょう。街乗りをちょこちょこ繰り返されるより、遠出のほうが車の状態はよいはずです。どうしても走行距離が気になるのであれば3.6万kmで349.9万円というのも見つかります。グレードはやはりバージョンLなので、やはり半額以下です。

「不況&エコブームのあおりを一番受けたのが、高級車。中でもセダンは…」と前回のBMW5シリーズでお伝えしました。いくらハイブリッドといえど、高級車でありセダンであるGSハイブリッドは大きくこの波を受けてしまったようです。

レクサスGSハイブリッド リア
搭載されたハイブリッドシステムは2段変速式リダクション機構付のTHS II。旧型プリウスのTHSIIと比べシステムとして出力できる最高出力は約3倍となります
GSハイブリッドは2006年3月に登場。レクサスブランド初となるハイブリッドカーであり、世界初のFR専用ハイブリッドシステムを搭載していました。エンジンは3.5Lガソリン+モーター。4.5L並みの動力性能と2L並みの低燃費を誇ります。

そもそもGSはレクサスブランドの中でも「走りのパフォーマンスはもとより感性の領域まで『新しいプレミアム価値の提供』を追求したグランドセダン」と位置づけられています…と、言ってもよくわかりませんよね。要は高級車だけど、ISほどの若々しい走りではなく、とはいえLSほどゆったりはしていないというポジショニング。この「はっきりとしない性格」が災いしたのか、ノーマルのGSの中古車も人気薄。格下というべきISとあまり変わらない価格なのです。例えば最安値は新車時520万円のGS350で225.9万円(2006年式・9.9万km・修復歴なし)、ISは新車時425万円の250 4WDが217.8万円(2006年式・7.7万km・修復歴なし)。新車時100万円あった価格差が、ないのです。

そのお買い得高級セダンであるGSの、ハイブリッドまでもがお買い得に。ユニクロのポロシャツが1290円で売られているさなか、イタリアの高級ブランドのスーツが20万円→8万円になっているようなものです。

それだけGSハイブリッドは、この価格で買う価値があります。その魅力を次ページでさらに見ていきましょう。