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シボレーコルベット(C6)が新車時の半額!

アメリカン・スポーツカーと言うと、ひと昔前までは直線番長的なイメージが強かったのですが、最近ではポルシェやフェラーリにひけをとらない高性能スポーツカーへと変貌しています。コルベットもまさにそんな一台で、旧型のC6がいよいよ新車時の半額以下から狙えるようになってきました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

フェラーリやポルシェと真っ向勝負!「シボレーコルベット(C6)」

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はシボレーコルベット(旧型)をご紹介したいと思います。
シボレーコルベットクーペundefinedフロント

クーペのルーフは脱着式。ちなみにコルベットは全モデルすべて左ハンドルです。といっても今どきETCを備えれば困ることはそうありませんし、むしろ時々はドアに腕をかけ、ルーフを開けてアメリカン!気分を楽しみましょう


旧型はコルベットの6代目、C6と呼ばれるモデルです。ちなみに現行の7代目はC7。コルベットはCの後ろの数字が世代となっています。

それだけ伝統を重んじている車と言えるかも知れません。例えばC6もC7も、エンジンは初代(C1)に搭載されたV型8気筒OHVがベースです。また足回りには横置きリーフスプリングが採用されています。もちろん世代が変わる度にこれらはリファインを繰り返していますが。

……と書くと、昔ながらのアメリカン・マッスルカー的な直線番長のイメージがわき上がるでしょうが、さにあらず。5代目のC5から、コルベットはポルシェやフェラーリといった、ヨーロッパの高性能スポーツカーと戦えるアメリカン・スポーツカーなのです。

実際、つい先日行われたル・マン24時間耐久レースにおいても、C7のレース専用車C7-Rはフェラーリなどを抑えて、8度目のクラス優勝を飾っています。もちろん今回の主役C6時代にも優勝経験があります。
シボレーコルベットコンバーチブルundefinedインテリア

全長4455mmという数字はプジョー308CCと同サイズ。パワーを考えると小さいですよね。コンバーチブルは電動ソフトトップとなります。ちなみにコンバーチブルの原稿執筆時点での最安値は318万円(2006年式/6.1万km/修復歴なし)でした


さてC6。日本デビューは2004年11月です。上記の通りエンジンや足回り、さらにミッションも5代目のC5のそれをベースに改良したものを搭載していました。

エンジンは6LのV型8気筒OHV。最高出力は404PS、最大トルクは546Nmと、同時期のポルシェ911(旧型)カレラSの355PS/400Nmよりもパワー&トルクとも勝っています。それでいて、燃費は「コルベットのほうがいい」とプレスリリースでは謳われています。

ミッションはクーペが4速ATと6速MT。コンバーチブルが4速AT。「今どき4速か!?」と突っ込みが入りそうですが、いやいや、これだけトルクがあるといちいちギアなんか選ばずとも、ズドーンと走れちゃうんです。

それでも……という方には、パドルシフト付き6速ATに変わった、2006年モデル以降がオススメです。

さて、そんなC6がいくらから狙えるのか。原稿執筆時点での最安値は298万円です。2007年式/7.7万km/修復歴なしのクーペで6速MT。新車時価格は698万円でしたから、新車の半額以下から十分狙えます。

ちなみにポルシェ911と比べてみましょう。C6と同条件で探してみると2007年式/8.6万km/修復歴なしで475万円のカレラ(ティプトロニックS)が見つかりました。新車時価格は1160万円ですから、こちらも新車時の半額以下です。

新車時からの値落ち率はほぼ同じ。しかしロングノーズ&ショートデッキといういかにもスポーツカー&コルベットらしいプロポーション、また911を上回るパワー&トルクという魅力がC6にはあります。もちろん、それ以外にも。

C6のさらなる魅力を次ページで詳しく見ていきましょう。
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