中古車/おすすめの中古車

1年落ちで250万円以上安い5シリーズ(2ページ目)

ユニクロやしまむらが注目されるなど、世間の目は安い物に集まりがち。当然、中古車もそうなのですが、だからこそ、実はおいしい中古車が高年式車に隠れていることに、誰も気づかないのです。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

高級セダン&高年式車ならではの充実した装備

BMW5シリーズ インパネ
マイナーチェンジで見た目のデザインは変わっていませんが、新たな素材が多数使われています。また525iでいえばこのマイナーチェンジでCDチェンジャー、コンフォートアクセスが追加装備されています
現行5シリーズがデビューしたのは2003年8月。BMW伝統の法則に則り、前後50:50の重量配分で作られたボディはアルミとスチールの複合ボディ。クリス・バングルが仕上げたエクステリアデザインは、先代の大人しいイメージとはうってかわって、猛禽類をイメージしたものです。とはいえほぼ同時期のZ4や6シリーズなどと比べたらかなり控え目なのですが、その割に、6年も経ったことを感じさせないデザインです。中古車としては、これは大事。

今回取り上げた525iは、直列6気筒の2.5L&MTモード付きの6ATを搭載。車速に応じてステアリングの切れ角を変化させるアクティブステアリングを搭載しているので、例えば駐車時はステアリング操作量が軽減され、また高速走行時は進路を正確に維持することが容易になっています。

さらに高年式を買う魅力の一つが、装備の充実。例えば2007年のマイナーチェンジで、ダイナミックスタビリティコントロールやダイナミックブレーキコントロールが全車に標準化され、より安全に「駆け抜ける歓び」が堪能できるようになっています。

BMW5シリーズ リアシート
写真は初期モデル。先代はライバルたちに比べ後席が狭いと言われましたが、現行モデルはその点を改善してきました。またハイラインパッケージならダコタ・レザーのシート&ドアトリムで高級感満点です
そのほか、ナビゲーションやエアコン、オーディオ類をコントロールするiDriveは使い勝手が向上され、ATは制御ソフトの改善などにより、反応時間はそれまでよりも40%短縮されて、ほぼ半分に。

…と、現在のBMWが持つ最先端技術が投入されているのは、高年式車ならでは。ましてや同社のラインナップの中で中心的な高級セダンです。BMWらしい走りの気持ちよさと、快適性を兼ね備えているのは言うまでもありません。

それが100年に一度の不況=一生に一度のお買い得セール期間で、新車並みの中古車が150万~200万円も安く手にはいるのですから。じっくりと付き合いたい車を今こそ手に入れるチャンスなのです。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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カーセンサーnet
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