“幸せな家族像”を象徴する一台
安全性は折り紙付き。6エアバッグをはじめ各種安全装備はもちろん、ユーロNCAPで5つ星を獲得した高剛性ボディが乗員の安全を守ります |
日本では2004年4月に発売が開始されたトゥーラン。当初は直噴の1.6Lと2Lエンジンにティプトロニック付き6速ATが用意されました。ちなみに2007年4月からは、スーパーチャージャーとターボチャージャーを備えた1.4Lエンジンに2ペダルMTのDSGが組み合わされたモデルに切り替わりましたが、さすがにこちらのモデルは200万円近くからという中古車価格となります。
100万円を切り始めた初期型に話を戻します。新車時の価格は1.6LモデルのEが259万円、2LのGLiが299万円でした。ボディサイズは、横幅が1795mmとわずかに5ナンバーサイズを超えるものの、全長はホンダストリーム(現行)より180mm短い4390mmで、全高は1660mm。普段は奥様の買い物や子どもの送り迎えにジャストフィットなサイズです。
ゴルフVをベースにしながら、ゴルフVよりも先行で発売されたゴルフトゥーラン。ミニバンらしからぬその走りの性能は、まさにゴルフ一族のものです |
さて、気になる100万円以下の物件ですが、原稿執筆時点でEが1台、GLiが3台見つかります。Eは3.1万km、GLiは6.2万km~8.7万km、いずれも修復歴なしです。今年に入ってようやく100万円圏内に入ってきました。100万円で幸せな家族計画が果たせるなら、こんなに安いものはありません。見た目だけでなく、中身も幸せでいっぱいです。
そんな幸せの白い家ならぬVWゴルフトゥーラン。その魅力を次ページでさらに見ていきましょう。