ガラスルーフは景色がいいだけでなく、子どもに人気の装備!?
フロントから流れるようにルーフへとつながるワンモーションスタイル。現行モデルである308SWよりクセがない分、誰にでも認められるフランス製デザインです |
見た目はただのオシャレなフランスのステーションワゴンですが、実は3列目シートを備えている7人乗りモデルです。同じボディで、3列目シートのないブレークもあります。しかも、ホンダエアウェイブや日産ラフェスタよりずっと早く、2002年の登場時からガラスルーフを備えていたのです。
「ガラスルーフなんかあっても…」ですか? 確かに大人には「ちょっと景色が良く見えるだけ」かもしれませんが、実は「屋根の上の景色が見える」ことで、お子さんが一番喜ぶのです。私の愛車にもガラスルーフがあるのですが、普段腕白でうるさい甥っ子5歳が、まぁこの車に乗ったら静かになることといったら。また別の取材時にもエアウェイブやラフェスタの購入者にインタビューしたところ、ディーラーで試乗したらお子さんが気に入ったから買ったという人も何人かいました。
プジョー伝統の猫足感は薄いですが、その分グローバルモデルらしいしっかりとした乗り心地。VWゴルフと同じような確かな乗り味があります |
新車時価格は276万円。ガラスルーフや3列目シートのないブレークより12万円も高いのですから、購入時に悩んでも仕方ありませんが、それが今や100万円以下で20台前後見つかるようになりました。
もちろん、ガラスルーフや3列目シートだけがプジョー307SWの魅力ではありません。次ページで、100万円307SWの使い勝手のよさをじっくりと見ていきましょう。