次は本コース。こちらはペースカーつきだったこともあるけれど、それ以前にコースを覚えるのがタイヘンで、攻めるところまではいかなかった。まったく新しいサーキットとは違って、以前のFISCOの記憶が残っているために、頭の中にあるそれを新しいコースに書き換えるのに時間がかかってしまったのだ。
それでも、1.5kmもある長いメインストレートでは200km/hぐらいまで出すことができたが、この速度になっても衰えない加速と、どっしりした直進安定性は、すばらしいのひとこと。そして高速コーナーでは、安定した弱いアンダーステアの姿勢をキープしてくれて、新コースに戸惑いっぱなしの自分を安心させてくれた。
どちらのコースでも、メガーヌRSは弱々しさなどまったく見せず、タイヤもブレーキパッドも無交換のままで、きっちり加速し、曲がり、止まってくれた。サーキット走行のようなハードな状況も想定した、本気のホットハッチだった。ルノースポールの名前は飾りじゃないんだということが伝わってきた。
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