ルノー/メガーヌ

ロードインプレッション メガーヌ・ルノースポールに乗る

2台のルーテシアに続いて上陸した3台目のルノースポール、メガーヌRSに試乗した。いままでのRSとはひと味違う走りの持ち主だった。

執筆者:森口 将之




今回発売されたメガーヌRSは3ドア左ハンドル。今回と書いたのは、来年春に5ドア右ハンドルが追加される予定だからだ。ボディは昨年の東京モーターショーで見た人もいると思うが、フォグランプ内蔵のフロントバンパー、センター2本出しマフラーが突き出すリアバンパー、ルーフエンドスポイラー、17インチのホイール/タイヤなどが専用。色はオレンジとブラックが選べる。



インテリアは本国ではオプションのレザー仕立て。オレンジのステッチがカッコいい。フレームが黒になったメーターは、書体がスポーティに変わり、速度計の目盛りは280km/hまで刻まれる。ペダルとフットレストはアルミ。こういう仕事をやらせるとルノーというのはほんとうにうまい。あえてオレンジをテーマカラーに持ってきたセンスもさすがだ。



3ドアのフロントシートは、世界初の「アンチサブマリンエアバッグ」をクッションに内蔵している。座り心地はルーテシアRSに似ていて、スポーツシートとしては優しいタッチと、しっかりしたサポートを合わせ持つ。革ということで心配された固さや滑りやすさはなかった。それにしても、オレンジのシートベルトが鮮烈だ。
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