アルファロメオ/アルファロメオ

新型147をナポリで試す 第1弾 2.0ツインスパーク×5MT(2ページ目)

パリオートショーで正式デビューしたマイナーチェンジ版147。大きく変わったフロントマスクがポイントだが、中身も想像以上に進化していた!

執筆者:西川 淳

試乗車として我々日本人チームに用意された(ていうか強引に確保した)グレードは、2.0ツインスパークの5MT、セレスピード、イージースピード、1.6ツインスパークの5MT、そして関係はないけれど興味深い1.9JTD16バルブである。ボディタイプはいろいろ。

陽の光のもとで見たからと言って、スタイリングの印象はさほど好転しない。もともと大きな縦型グリルを最初に使ったのがこのアルファ147だから、156や166と違って大きく違和感を感じることはないのだが、それゆえにインパクトがなく、何だか妙にアジアンテイストになってしまった。

それはアルファロメオ側も理解しているようで、なんと新型147のTVCFは新宿ロケ。ツリ目=アジア人で日本=着物とネオンと日本刀、いやあ、正直苦笑でしたね。

↑新色のオリーブグリーン

それはさておき、リアスタイルもメッキガーニッシュが余計だ。大きくなったリアランプはよく似合っているけれど、メッキパーツで逆に安っぽく見えてしまう。そういう飾りでなく洒落っ気に見せるのがラテン車のいいところ、だったはずなのだけれども・・・。

↑シャンパンゴールド

気に入ったのは新しい色味。シャンパンゴールドやカッパーイエロー、深みのあるシルバーやオリーブグリーンなど、面白い色がたくさん追加された。シャンパンゴールドに赤内装なんてかなりかっこいい。日本には入ってこないかもしれないが。
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