英国で生産されるマーチのクーペ・コンバーチブル
マーチよりもプレミアム感を漂わせるスタイリング。専用フロントバンパー&グリルを装備する |
発売されて半年たらず、すでに街でこのクルマを見かけた方もいらっしゃることでしょう。中には「何だ?、このクルマは……!?」と思った方もいるかもしれません。
正体は「マイクラ C+C」。英国日産で生産されるマーチ=海外名マイクラをベースに、リアセクションにカルマン社製の電動開閉式ハードトップを架装したという成り立ちです。
顔を見るとマーチだけど、横や後ろから眺めるとマーチとは別物。おなじみのユニークなフロントマスクに、クローズ時にはやや前のめり感のあるサイドビューを呈し、リアビューではテールランプまわりにマーチのイメージが残ります。
C+Cとは「クーペ+コンバーチブル」の意味とはいうものの、やはりこのクルマはオープン状態が本来の姿でしょう。
1500台の限定車も残りわずか!?
ハッチバックに比べて全高は110mm低くなり、全長では車体後半が90mm延長され、プラス2の後席のさらに後ろにルーフの格納スペースを確保 |
2005年11月より投入された欧州市場でも大きな反響があったところ、日本でも2007年7月より発売されました。ただし、日本では限定1500台のみの販売となっています。
英国仕様なので右ハンドル。トランスミッションは、4速ATのほかに、5速MTを選ぶこともできるのがポイント。どちらも価格は249万9000円となっています。
5種類が用意されたボディカラーの、それぞれの在庫状況は、マイクラC+Cのオフィシャルサイトで確認できます。すでに残り10台を切っているボディカラーが多くなってきているので、欲しい人はかなり本気で急ぐ必要があるでしょう。
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