
2代目へフルモデルチェンジしたオペル・ティグラ。最大の特徴は、先代が2+2のクーペだったのに対して、今回はメタルトップを備えたオープン2シーターに生まれ変わったことである。

オペルは現在、ターンアラウンド計画によって生まれ変わりを行っている最中で、同社は「Fresh thinking-better cars」というキャッチコピーのもと、次々と新世代モデルを送り出している。ティグラはそんな中でも、フレッシュな部分を象徴するようなモデルといえるだろう。

ティグラのウリであるメタルトップは、お馴染みプジョー206CCに近いがそれもそのはず。このメタルトップのサプライヤーとなるのは206CCと同じフランスのウーリエ社である。ただしティグラのオープントップは独自に6つの特許を持っているというのがオペルの言い分だ。
メタルトップを開ける時の所用時間は18秒。これは一般的な速さといえる。操作はルーフ2カ所のロックを外し、ボタン操作を行うタイプ。最新モデルならば、全自動にしてほしいところだが、車格を考えるとやはりこのクラスで全自動はまだ無理なのだろう。