バーナーの形状によっては、ライト側に加工が必要なことも
最近では、市販のHIDヘッドライトもずいぶんと安くなってきました。10年くらい前、HIDヘッドライトが市販化されたころは10万円オーバーが当たり前でしたが、今では通販などでは1万円前後で売られているものもあります。そこで、どうせなら自分で交換をしてみたいと思う人もいるのではないでしょうか。今回は、そんなDIY作業のときに気を付けたいポイントをいくつか紹介したいと思います。まずは購入した製品に付属されるバーナー(ハロゲン式でいうところのバルブ)がしっかりと装着できるか、確認してみてください。同じバルブタイプの製品を選んでいれば、取り付けできて当たり前と思うかもしれませんが、HIDは製品によってバーナーの形状やサイズが違ってきますから、まずはここから確認してください(本当は購入前にチェックすべきですが……)。
バーナーとシェードの干渉は、実際に装着してみないと分かりにくいもの |
バーナー後部が出っ張っているために装着できないことも |
また、ライト裏がカバーで被われている車種では、バーナーと干渉する部分をカットしたり、穴を開ける必要がある場合もあります。バーナーとカバーの干渉がなくても、バーナーへと繋がる配線を通すための穴などを新たに開ける必要が出てくることも考えられます。カバーに加工をした時は、カバー内に水分が入らないよう、ゴムパッキンなどで防水処理をすることもポイントです。
次ページでは配線時の注意点を紹介します