ピックアップツール
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細長い棒の先に小物を拾うためのかぎ爪やマグネットが付いている |
クルマの作業をしているときによくありがちなのが、うっかりと外したボルトやナットを落としてしまうことです。エンジンルーム内では、これがまた手が入らないところに落ちやすいものなのです。落としたボルトの救出に手間取っていたのでは、時間がもったいないですし、精神衛生上もよろしくありません。
そんなときに役立つのが、ピックアップツールです。これはまさに狭い隙間などに落ちてしまった小物を拾うのに役立つアイテムです。製品の種類としては、先端がかぎ爪状に開き、しっかりとモノを掴んで拾うタイプとマグネットに吸着させて拾うタイプがあります。
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拾うものに合わせて、ピックアップツールを使い分けるとより効率的だ |
落とすものは大抵ボルトやナットなどの金属部品ですから、どちらかといえばマグネットタイプの方が使用頻度が高いと思います。モノによってはアルミ製で、マグネットに付かなかったりということもありますし、マグネットの場合、拾い上げている途中で引っ掛けて落としてしまうこともありますから、かぎ爪タイプも持っていると安心です。
ハンディライト
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コンパクトなサイズながらも、十分な光量があり、ピンポイントで光を当てられるものがおススメだ |
ハンディライト、平たく言えば懐中電灯のことです。室内にしろ、エンジンルームにしろ、クルマの作業は陰になる部分、暗い部分で行うことが多いものです。そのため、作業対象を明るく照らして、しっかりと確認しながら作業することで、作業性も高まります。先に紹介したミラーを使う時にも、ライトで照らすことでより鮮明に対象物を捉えることができるようになります。
クルマの作業はやはり狭い部分で行うことが多いですから、ライトもコンパクトなサイズでしっかりと明るさを確保できるものが便利です。一般的なところではマグライトなどが有名ですが、最近では明るさの増したLEDライトがおススメです。従来の電球タイプとは、断然明るさが違います。