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窓の曇りをなくして雨の日も快適ドライブ!

雨天時には雨で視界が悪くなるだけでなく、ウィンドウの内側が曇ることでもさらに見えにくくなりがちです。そこで今回はウィンドウの曇りを素早く取るためのちょっとしたテクニックをご紹介します。

執筆者:宮島 小次郎


曇りの原因は車内の湿度上昇

ウィンドウの曇り
ウィンドウが曇った状態では、十分な視界を確保できず本当に危険ですから、速やかに曇りを取りましょう
梅雨入りにはまだ少し早いようですが、だんだんと雨の日が多くなってきました。こうした雨天時の運転で気になるのが、ウィンドウ内側の曇りではないでしょうか。ウィンドウが曇ってしまうと視界を確保することができず、本当に危険です。

ウィンドウの曇りというのは結露の一種で、車内と外気の温度差、そして湿度などの条件によって発生します。雨の日に曇りやすいのは、車内に持ち込んだ傘や靴などについた水分が蒸発して、車内の湿度が急激に高くなることが原因です。では曇りが発生するメカニズムとはどのようなものなのでしょうか?

ある気温において、空気中に含むことができる水分の最大量(飽和水蒸気量)は決まっています(飽和水蒸気量は気温が高くなるほど、多くなる特性があります)。そのため、例えば濡れた傘を車内に持ち込み、車内の湿度が高まって飽和水蒸気量に達すると、それ以上の水分を空気中に含んでおくことができなくなり、ウィンドウの内側などに結露という形で放出されるのです。これがウィンドウ内側の曇りというわけなのです。

それではウィンドウの曇りを取るにはどうしたらいいのでしょうか?
次ページでその方法をご紹介します。
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