カーメンテナンス/車の点検ポイント

ブレーキパッドの残量をチェック(2ページ目)

街中を走っているクルマで、ホイールの中からキーキー音を出しながら走っているクルマを見かけることがあります。

執筆者:高山 則政

ブレーキパッドの種類もいろいろ

ブレーキパッドは、今では量販店でも沢山おいてあるので、選ぶのに苦労するくらいです。とっても大ざっぱに分類すると、メーカー純正品やそれに準じた社外品、純正品より効きをアップした低価格タイプ、そして走り屋向けの高性能スポーツタイプという感じになるでしょう。効きに不満がなければ純正品で良いでしょうし、街中などでの使用がメインで効きをアップさせたいけど高いのが困るという場合は、トキコのストッパルなどがオススメです。スポーツタイプについては、種類が色々あって僕自身よく把握してないので割愛します。というか、個人的な経験上、有名ブランドの高価なパッドが必ずしも良い結果をもたらすわけではないことだけ言っておきましょう。

リヤ側のブレーキでは、ディスクタイプのほか、ドラムブレーキを採用するクルマも多いのですが、このタイプではドラムを外さないとライニング(ディスクブレーキのパッドにあたる摩擦材)のチェックはできません。ただし、普通に使っていれば10万キロ近く持つことも珍しくないので、車検でチェックしてもらうという感覚でも良いと思います。いずれにせよ、負担の大きなフロントよりは長持ちすることが多いです。
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