必要十分だが
課題も残る
パドルシフトやアルミパッド付スポーツペダルでスポーティな雰囲気が漂う。写真の「アルカンターラセレクション」は専用シート表皮、MOMO製本革巻ステアリングが備わる |
乗り心地に関しては、2.0Lと同様に絶妙な味付けがされている。デビュー当時は少し快適性に振りすぎて、コーナーでは頼りなさも感じられたが、適度に引き締められつつも、ミニバンの中でも上質な部類に入る。パワステがやや重めなのもあるが、ハンドリングも安定感があり、安心して操舵できる。
迷うのは2.0Lのターボが284万円という値付けで、260万4000円の2.5Lと比較的近い点だろう。パワーなら225ps/33.2kg-mのターボでキマリだが、ハイオク指定。モード燃費の差はほとんどなく、2.5Lはレギュラーガソリンだからコストを重視するならやはり、車両価格を含めて2.5Lに軍配だろう。
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