5人乗りモデルもいいかも
5人乗りモデルのみ、大型のサンルーフも用意されている |
使い勝手もチェックしてみた。7人乗りと8人乗りモデルについては以前のレポートを参照頂きたく。今回、脇役のようなイメージのある5人乗りもじっくりチェックすることができたので印象を報告しよう。
結論からいうと「これも大いにありかもしれない」。背が高いわりに低床なため、4200mmという全長の数字を疑ってしまうくらい広いラゲッジスペースが確保されている。空間そのものからして大きい。
休日にスキーやアウトドア用品など遊びのアイテムを満載して出かけるといったユーザーにぴったりのパートナーとなりそう。カローラフィールダーやウイングロードといった1.5リッター級のステーションワゴンの購入を考えている人が候補に加えても面白いと思う。
メーターをフロントウィンドウ寄りに配置し、走行中の視線移動を少なくした |
ボディサイズや排気量の小ささを生かし運転のしやすさと維持費の安さ(燃費も含む)を両立しながら、パワー不足を感じることもなくイザというときには3列目がキチンと使えるフリードは、なるほどホンダの主張する「ちょうどいいミニバン」かもしれない。
となると改めて気になるのは標準グレードで170万円からという価格設定。「あと10万円安かったら文句ないのに」と強く感じました。値引き拡大するまで待ってから買いか?
撮影:尾形和美・カーセンサー
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