とうとう日産が動き始めた!
日産が新興国向けに開発した「グランドリヴィナ」 |
現在トヨタとホンダが急速にシェアを伸ばしている(コンパクトカー分野はスズキとダイハツ)。欧米市場で厳しい勝負をしながら、新興国に戦力を投入出来る余裕を持っているということ。加えてライバル不在のため、トヨタもホンダも絶好調! といった状況の中、動きを見せ始めたのが日産。
昨年あたりからインドに工場を立ち上げるという発表をしたり、中国やロシア市場へも熱心な取り組みを見せ始めた。日産の面白さは「新興国で多く見られる悪路に対する強さ」。ホンダも頑張っているものの、社風なのか悪路(発展途上国の場合、舗装路も十分悪路)を研究していない。
「グランドリヴィナ」は悪路走破性に力を入れたという |
トヨタ車と同じ路面をホンダ車で走ると、明らかに乗り心地が良くありません。おそらく足回りの設計が日欧米の良好な舗装路専用になっているため、ブッシュ容量不足なのだろう。そう遠くない将来、新興国市場でカベに当たると思う。
そんな状況の中、日産が「グランドリヴィナ」という新興国向け専用車を発表した。果たしてどんなクルマか? 先行発売されるインドネシアで試乗してみました。
グランドリヴィナのインプレッションは次ページで。