新興国市場は5年で欧米に追いつく

新興国専用車
インドネシアを走る新興国向けの新型モデル。詳細は次ページ以降で

御存知の通り欧米市場は、自動車メーカーにとって主戦場となっている。ただ正面からシェア争いをしたら極めて厳しい。トヨタやホンダでさえ、ジワジワしか伸ばせない状況。実際、ヨーロッパを見ると強敵ばかりだ。どこも真剣勝負をしているから当然かもしれない。

一方、中国やロシアに代表される「今後の伸びを大いに期待出来る市場」や、東南アジア地区の新興国の市場は急速に拡大しており、新型車を投入すれば簡単に販売台数を伸ばせる。しかも新興国市場は5年もすると欧米と同じくらい重要になるとも言われ始めた。

トヨタのIMV
トヨタはIMVという新興国専用シリーズを用意する
ところが新興国に対する姿勢を見ると、メーカーによって全く「温度」が違う。「IMV」という専用車を投入しているトヨタのようなメーカーもあれば、スバルの如く興味を示さないメーカーだってある。

意外かもしれないけれど、従来こういった市場で強かったのは日産と三菱自動車だ。東南アジア地域に於ける両メーカーの競争力やブランドイメージ、極めて強かった。しかし90年代から両社揃って業績低迷。せっかく成長し始めた新興国市場を横目に、何の手も打てない状況になってしまう。

国産メーカーは手をこまねいているのか!? 詳細は次ページで。