SUBARU(スバル)/インプレッサ

新型インプレッサは賛否両論!?

新型インプレッサが発表された。3ナンバーサイズとなり、デザインも大きく変化をとげた。日本が誇るハイパフォーマンスモデルはどのような方向に進むのか? 弟子の永田とともに考えた。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ちょっぴりデカいけど……

インプレッサ4ドア フロント
新型インプレッサ・4ドアモデル。世界をターゲットにしたCセグメントモデル

永田:
ニューヨークモーターショーで新型インプレッサが発表されました。

国沢:
インプレッサはラリーでの活躍やモータースポーツのベース車両としての完成度の高さで絶大な人気を誇るモデルだから、クルマ好きからの注目度は物凄く高いと思う。今回、発表されたのはあくまでアメリカ仕様の標準モデル。近いうちに発表される日本仕様とは相違点もあると思って下さい。

永田:
初めに新型インプレッサのコンセプトからお伺いしたいのですが、アメリカ仕様のボディサイズを見ると標準モデルでも1700mmオーバーとなっているようで、3代目は海外マーケットをかなり意識していると認識していいのでしょうか?

インプレッサ4ドア リア
車幅が1700mmを超え、3ナンバーボディとなったが、取り回しはよさそうだ

国沢:
そう理解していいと思う。インプレッサもレガシィやフォレスターと同様にスバルにとって重要な世界戦略車種で、ヨーロッパ風に表現すると「Cセグメント」って呼ばれているVWゴルフやプジョー307、オーリスやアクセラなどがライバルになる。そのあたりのクルマは軒並み3ナンバー幅になっているから、インプレッサもワイドボディになるのはごく自然な流れかと。

永田:
3ナンバー幅といっても1700mmを多少超える程度とのことですので、日本でも取り回しの問題は少ないように見えますね。

国沢:
全幅が拡大したおかげでタイヤの切れ角アップも期待できるし、写真で見ただけだけどフロントのオーバーハングも切り詰められているみたいだから、取り回し性は先代とほぼ変わらないと予測する。3ナンバーになる弊害はほとんどないでしょう。

5ドアモデルは次ページで。
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