マツダ車らしく運転は楽しい!

CX-7 走り
パワー、コーナリング性能ともに文句なし。マツダ車らしくドライバーズプレジャーを感じさせる秀逸な走りを披露する

そんな「もったいないなぁ」という思いを抱きつつ試乗してみた。Dレンジをセレクトしてアクセルを踏み込む。するとターボエンジンだということをカンペキに忘れてしまうようなエンジン特性である。少し誇張して表現すると、アクセルを踏んだ瞬間にトルクが出る感じ。オーバー3リッターのV6エンジンをイメージしてもらえばよかろう。FFモデルで深くアクセル踏めば、スタート時からトラクションコントロールが効くほど。

このエンジン、MPVにも搭載されている2.3リッターターボ(CX-7は238馬力)なのだが、軽い車重のせいか一段とトルクフルに感じる。ATは新開発の6速タイプ。これまた滑らかにシフトアップしていくからストレス無し。最近のマツダ車全般に言えることながら、ハード的な不満がほとんど存在しない。ちなみにターボエンジンにも関わらず排気ガスのクリーン度は☆4つ。非常に高い技術レベルである。

コーナリング性能も上々。先行発売されているアメリカ市場ではトヨタ・ハリアーや日産ムラーノの対抗馬として位置付けられているが(SUVジャンルです)、ライバルより重心が低いためだろう。なかなか素直。しかも4気筒エンジンとあってV6搭載モデルよりフロント荷重軽い。ハンドル切ると、面白いようにノーズがインを向く。最近のマツダ車に共通することながら、ハンドル握っていて楽しい。

次ページで、CX-7をトータルに評価。