いつまでも「ズーム・ズーム」じゃ……

CX-7 フロント
搭載エンジンは2.3リッターターボのワンユニット。6速ATを組み合わせる。駆動方式はFFと4WDを用意

最近のマツダ車に乗ると、高い完成度を持つことに驚かされる。アテンザまでのマツダ車は、コンセプトの面白さとリーズナブルな価格で勝負していた。しかし今や「正当派の良いクルマ」が増えたと思う。けれど「マツダ」というブランドイメージ、全く向上していないように思う。何せいつまでも「ズーム・ズーム」と呪文のように唱えるばかりなのだ。実際、10年前と比べ圧倒的に良いクルマをラインナップするようになったものの、販売台数を見ると伸びておらず。
CX-7 リア
ボディサイズは4680×1870×1645mm。ハリアーやムラーノとほぼオーバーラップする。価格は306万円~366万円

マツダのブランドイメージを構築しようとするなら、今回試乗した「CX-7」を発売するタイミングに行うのが最高のチャンスかと。なんせベーシックグレードで300万円。4WDモデルの上級グレードを買うとなれば、諸費用込みで400万円を軽く超えてしまう。マツダにとって久々の高価格車といってよかろう。加えてブランドイメージの無いメーカーだと、気軽に出せる金額じゃありません。ところが、である。現時点ではブランド戦略を行う気配無し!

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