走行性能と燃費をレベルアップSUVらしい力強さと都会的な雰囲気をマッチさせたリアスタイル。 今回のマイナーチェンジの目玉として取り上げたいのが、フォレスターも遂に等長等爆エキゾーストシステムを手に入れたこと。特徴的なボクサーサウンドこそ聞こえなくなってしまうけれど、吸排気系の高効率化がもたらす常用回転域の力強さや、燃費性能の大幅アップは一足早く本格採用されている現行型レガシィで立証済み。残念ながら今回のマイナーチェンジではNAエンジン(2リッターSOHC)へのみの導入に留まるが、将来的にはターボエンジンへの採用拡大を期待したい。さらに、NA、ターボともマフラーを容量を拡大。低背圧化による排気音の縮小に加え、NAは従来比3馬力アップの140馬力、ターボは出力こそ220馬力のままとなるも、ATモデルが0.8km/L(MT、ATとも13.0km/L)の燃費向上を実現している。さらなる進化を遂げたシャーシ。現段階では試乗前ということもあり体感的な走りのレポートをお伝えできないが、新たにサブフレーム構造となったフロントにはリバウンドスプリングを内蔵したダンパーを取り入れるなど、乗り心地や操縦安定性に対するシャーシ性能も徹底して鍛え直したという。従来から評価の高い優れたドライバビリティがどんなレベルアップを果たしているのか? 試乗レポートをお楽しみに。関連サイトフォレスタースバル公式HP前のページへ12※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。