一方、V&Aの名で親しまれているロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館では、やはりダイヤモンド・トレーディング・カンパニーの協賛で《ティアラ展》が行われています。
ティアラとは、女性が正装するときに身に着ける宝冠のこと。特殊なジュエリーではありますが、ヨーロッパの上流社会に古くからなじんでいるものだけに、ロマンティックなデザインが多数現代に残されているのです。その魅力の集大成ともいえる展覧会が、この《ティアラ展》。3月21日から7月14日まで開催されていますので、残す会期は少なくなりましたが、機会があればぜひ訪れてみてください。
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1927年に作られた |
イギリス女王エリザベス2世が |
ロシア皇帝一家の御用達ジュエラー、 |
ここでご紹介した《ダイヤモンド展》《ティアラ展》には、日本から出展されている作品もあります。アンティーク・ジュエリーのサロン、アルビオンアートのWEBサイト(www.albionart.com)では、これら出展作品の詳しい解説を読むことができます。解説を執筆しているのは、イギリスの著名な宝飾史家、ダイアナ・スカリスブリック女史。アンティーク・ジュエリー・ファンは必読です。
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