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ビジネス、ファッション業界が注目する2009年の色(2ページ目)

年末年始は、「2009年を色で表すと?」「2009年の注目色」といったアンケートの結果が、さまざまなメディアで紹介されました。今回は、ビジネス、ファッションなど、さまざまな業界が注目する2009年の色について解説します。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

政界や学会の論客が選ぶ、2008年の色

政治・経済の専門家は、悲観論はNGです。
政治・経済の専門家は、悲観論はNGです。
この番組は、評論家の宮崎哲弥さんが、「日本のこれからをどのようにデザインするのか?」をテーマに、政界や学界の論客と5時間に渡り徹底討論するというもの。「2008年を色で表すと?」は、番組冒頭に行われました。

出演者の回答は下記のとおり。
○政界
・林芳正氏 (前防衛大臣):白
・福山哲郎氏(民主党政調会長代理):緑・黒
・穀田恵二氏 (共産党国対委員長):赤
・保坂展人氏 (社民党衆議院議員):セピア色

○学界など
・高橋洋一氏 (東洋大学教授):赤・黄
・田中秀臣氏 (上武大学教授):オレンジ
・村田晃嗣氏 (同志社大学教授):金
・小谷野敦氏 (比較文学者・評論家):白
・武者陵司氏 (ドイツ証券副会長):赤
・小林慶一郎氏(経済産業研究所研究員):赤
・紺谷典子氏 (経済評論家):青

政治や経済の専門家は、悲観論は基本的にNG。記事の冒頭でご紹介した経営者100人の回答とは異なり、赤が最も多く(4名)、続いて白(2名)、緑、黒、セピア、黄、オレンジ、金、青と、カラフルな色が並びました。

番組は討論を通して自身をアピールする機会ということもあり、出演者は「2008年を色で表すと?」という質問に答えながら、政策や提言をシンボリックに示す色として、あるいは、論客のパーソナリティを表現する色として、効果的に活用していたと思います。

ビジネスシーンにおいても、悲観的な発言や態度は好ましくありません。番組では、色のボードを使って、出演者が意見を述べていましたが、皆さんも自分の考えを示すとき、「この考えを色で表すと?」と自分に問いかけて、イメージした色をファッション小物などに取り入れてみましょう。自分の提案やパーソナリティを、より鮮明に印象付けることができるでしょう。

⇒次のページでは、カラーコーディネートサイトで実施した、あなたの一票「2008年のイメージはどんな色?」の結果をご紹介します。
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